いつもの肩こりと頭痛に、珍しくドライアイまで重なったので、一度寝てみた。が、あまり症状が変わらない。

昨日の金剛地のお題は「大人のたしなみ」だった。喫茶店等でのちょっとした打ち合わせで、誰か別の方が支払ってくれることが事前にわかっている場合、一番安いコーヒーなどを頼むのが「大人のたしなみ」なんだろうな、と思う(あと、みんなが「とりあえずビール」と言っているのに、ひとりだけカクテルのメニューをじっくり眺めたりしない、とか)。

でも、自分が支払う側に回ったとき、いかにも気を遣いましたという感じで一番安いオーダーばかり重なるのは、バリエーションがなくてつまらない。ここで一人「じゃあ俺プリンアラモード」とか言う奴が現れると、人物次第では腹が立つが、「面白いじゃん」と思ってしまうのも否定できない。

事務的な打ち合わせでは、飲み物は飾りにすぎない場合もあるし、好きなものを頼める雰囲気ではないこともある。それでも美味しく飲みたいし、美味しく飲んでほしいと思うのは、私が暇だからだろう。「あなたはゆっくり飲んでいってくださいな」と言われて、「じゃあお言葉に甘えて」と居座る度胸はないけれども。

ついでに、バイキングで皿に山盛り料理を取ってくる、というのも、大人の女性としてははばかられるものがある。この間、森茉莉のエッセイでも「buffetという形式は帰る時に、沢山の食べものに心を残して帰る気のする形式である」と書いてあった。