富士山登山(装備編)

1)衣類・靴など

  • 帽子。トライアスロンの選手も使用しているというアドベンチャー・ハットを新たに購入。蒸れず、風にも飛ばされず、日焼けもしっかり防いでくれた。役立ち度◎。6,825円。
  • サングラス。今回の登山で初めて使用。これがなければ、下りの砂走りは乗り切れなかった。日光からの保護にも大いに役に立つことが実感された。役立ち度◎。
  • 化繊のマフラー(首まである衣類を着用していたので、結局使わなかった。速乾性のタオル兼首巻が1枚あると便利かも。)
  • 半袖の登山用ポリエステル100%のTシャツ。基本の1枚。役立ち度◎。
  • CX-Wのアームカバー。半袖Tシャツと組み合わせて、日焼けや寒さ、外傷に備える。役立ち度◎。
  • 長袖の登山用ポリエステルインナー。半袖Tシャツだけではちょっと寒くなったとき、あるいは半袖Tシャツの着換え用として。役立ち度○。
  • ナイロン100%のアノラック。軽くて、最低限の雨風から身を守る。大して暖かくはないが、あるとないとでは歴然の差がある。役立ち度◎。
  • マウンテン・ハードウェアのバックステージ・ジャケット。この春のバーゲンで入手したもの。中はフリース。防水性が高く、ウィンタースポーツ用。夜明け前にちょっと着用しただけ。もっと軽くて薄いものを1枚購入したほうが良いかも。でも、悪天候で気温が上がらなかった場合は、役に立った可能性もある。役立ち度○。
  • 雨具。上下別のレインスーツ。今回ゴアテックス製(2〜3万円くらい)を購入する余裕がなかったので、代替品としてそこそこ評判のよかったロゴスのニューレインブレススーツを購入。4,090円。雨が全く降らなかったので、未使用のまま。ただ、富士山の雨はしゃれにならないらしいので、持っていかないということはあり得ない。役立ち度◎。
  • 軍手。100円くらい。必須。寒さも岩場もなくなって、9合目以降外して歩いたら、後で手の甲が火ぶくれに。富士山では、帽子と軍手を外してはいけない。晴れの場合は軍手で可だが、雨用には、防水性のある本格的なグローブが必要な由。役立ち度◎。
  • ズボン。伸縮性のある登山用パンツ。かなり薄手。手持ちのうちこれを選んだのは、一番素材がやわらかく、膝の曲げ伸ばしにストレスがかからないから。
  • タイツ。寒さと疲労対策に、ちょっと奮発してCW-Xの「HUY055」を購入。登山やトレーニング専用ではないので効果はそこまで期待できないはずだが、いつもの登山よりは楽に登れた。5,785円。役立ち度○。
  • ソックス。初めて、トレッキング専用厚手のソックスを購入。1,092円。役立ち度○。
  • 登山用スパッツ。雨と砂走り用。3,600円。役立ち度○。
  • 軽登山靴。ダナー製。昨夏、バーゲンで1万円で買ったもの。私のレベルには必要十分。役立ち度◎。
  • インソール(中敷き)。軽登山靴での上り下りの際、少し指が前後するのが気になっていたため、さかいやスポーツで、店員さんと一緒に時間をかけて選んだ。結局、モントレイルの「Enduro Sole」がジャストフィットだったので、大枚はたいて購入。6,237円。今回は、足運びに関しては、全くストレスがなかった(砂走りがつらかったのは、また別の問題だと思う)。役立ち度◎。
  • タオルと下着。

2)ザック・アクセサリ・消耗品等

  • ザック。ラフマの、数年前バーゲンで1,000円で買ったもの。20L前後。今回、本もPCも化粧品も車に置いていくので、荷物はかなり少ない。安物だけど、腐っても登山用なので、ウェストベルトも付いていて、機能的には問題なし。
  • ザックカバー。雨用。今回は使わなかったけど必需品。役立ち度◎。
  • ワンショルダーバッグ。毎回悩むのが、体の前面でカメラを出し入れするためのバッグ。今回、たまたま見かけたKIVA Designのナイロンワンショルダーを試してみたところ、これが大当たりだった。多分防水性は全くないんだけど、ペラペラのやたら薄いナイロンは、軽いし、体への密着度も高いし、適当にポケットも付いていて思ったより物も入るし、重さもうまく逃がされる感じだし、といいことずくめ。今後はこれをもっていくことにしよう。1,323円。役立ち度◎。
  • ペットボトルケース。500ml用を、ショルダーハーネスに取り付けて使用。役立ち度○。
  • スポルディングの高度計。標高差1,700メートルは、高度計を見るのも楽しかろうと思って購入。気圧と高度のみの単機能。3,990円。ひもでぶら下げて使用。役立ち度○。
  • ヘッドランプ。これまで使っていたのは、あくまで気休め程度だったので、プリンストンテックの「イオス」を新たに購入しなおし。5,460円。実際は、弱いヘッドランプを頭に装着、強いほうは、手に巻きつけて、手のひらで前を照らしながら歩いた。役立ち度◎。
  • セキュリティ・アラーム(LEDランプ付)。ピンを抜くと大音響アラームが鳴り響くやつ。むしろ富士山では必要ないんだけど、人気のないところに単独で行くときは、必ず携帯する。首からぶら下げて使用。役立ち度○。
  • ホイッスル(LEDランプ付)。同上。役立ち度△。
  • トイレットペーパー適量。ウェットティッシュコンタクトレンズケース。
  • 目薬。絆創膏。頭痛薬。
  • 日焼けクリーム。化粧ふきとりシート。後者は個人的には必需品。ウェットティッシュでもいいのかもしれないけど、肌の保護成分は入ってないだろうから。
  • 免許証。保険証。家の鍵。財布。筆記用具。まあ、下山したときに車が盗まれていたら困るので。
  • 住所録。頂上の郵便局からはがきを出す用。でも面倒で出さなかった。
  • デジカメ。LUMIXの色に対して、ちょっと不満が募りつつある。ポリシー変えて、次はキヤノンにしようかなあ。
  • 携帯電話。ドコモは、登山道沿いでは100%使えた。どこで遭難しても安心ね。逆にウィルコムは、5合目でもだめだった。

3)飲食料

  • 水。いろいろ読むと2Lが標準装備らしい。が、重いので、足りなくなったら山で買うつもりで(山小屋ごとにどこでも買える。高度が上がるごとに、当然高くなる)、500mlのペットボトルの水2本と、330mlのエビアン1本を買っていった。結果的には、頂上に着くまで830mlしか消費しなかった。しかも、のどが渇くわけではなく、100メートル高度を上げるごとに、機械的に口に含む程度。残り500mlを、下山しながら適当に消費。
  • ウィダーインゼリー3本。水を消費せずに済んだのは、これがあったからじゃないかと思う。食欲が落ちる中で、これだけはするすると胃に落ちていって、その点でもありがたかった。役立ち度◎。
  • おにぎり。5合目で一つ、7合目で一つ食べただけ。下山するまで全く食欲がなかった。
  • 熱中飴(http://www.excite.co.jp/News/bit/00091155896194.html)。実は「岩塩」を売ってないかしら、と思ってドラッグストアに行ってみたところ、これが置いてあったので買ってみた。「建築会社様のご要望で作られた」という説明に、「これは使えるかも」と思ったので。甘い飴よりも後をひかず、結構食べていて快適だったので、ばてた人と挨拶したときは、ちょっと分けた。役立ち度○。

4)持っていかなかったもの

  • ストック(杖)。富士山登山の必需品みたいに書いているところもあるけど、重量も気になるし、両手で岩をつかみたい場所などでは邪魔になるので、とりあえずは使わないことにしている。薬と一緒で、使わなくてもいいものは、使わずにすませたい。
  • 傘。風が強いので意味がないと聞いて。手もふさがるし。
  • 酸素補充系。高山病は、なってしまったらもうアウトで、酸素をちょっと補充したくらいでは治らないと聞いたので。
  • ご朱印張。富士山登山のブログでは、なぜかご朱印を貰った人のブログと今回出会わなかったのよねえ。持っていかなかったのは、本当に残念でした。結局、後で貼り付ける用を購入したけどさ。ちなみに、久須志神社と奥宮と、それぞれ1,000円でした。さすが富士山。