土曜日に修理に出したプリンタが、早々と戻ってきた。標準の修理期間が1週間から10日とのことだったので有償で代替機も借り出したのだが、こんなに早く戻ってくるなら、コピーとFAXはキンコーズで済ませてもよかったかな。

修理代金は、8000円から15000円と前もって聞いていて、詰まった紙を一枚取り出すだけなら8000円で済むだろうとの予測が外れ、「定着器とギアの不具合」及びその部品交換で15000円コースだった。変なペーパーを使ったせいだと信じてたんだけどなあ。

結構いい値段なので、これを機に、新しい複合機の購入も考えた。耐用年数として想定されているらしい5年は、もうとうに過ぎているし(現在8年目に突入)。7年も経てばさぞや技術革新も進んだことだろう、とブラザーのサイト(http://www.brother.co.jp/product/mfc/index.htm)をチェックしてみると、なんだかセキュリティ機能とか、PC送受信とか、USB接続とか、無線LAN対応とか、昔に比べるといろいろ進化している。順当にモノクロの高性能機を購入すると9万円(7年前の購入金額は12万円)、同じ9万円でカラーレーザー機も買える。ただ、惜しいことに発売が9月末。新しい機種が出れば、型落の機種も安くなるかもしれないし、1枚あたりプラス1円のコストをかけてまでカラーにしたことだろうか、などと考えるとちょっと迷う。おまけに、昔は数年間無料だったような気がする保守サービスが、最初の1年から有料になってるし。5年で4万弱の初期投資は痛いよなあ。消耗品と割り切って、ADF(原稿自動送り装置)付きの最低機種(ただしプリンタ耐用枚数は1/4)4万円の機種にしとくかなあ。昔ほどプリントもFAXもしないし。他のメーカーも検討してみるかな。

などと定まらなかったので、今回までは修理することにしたのだった。せめて1年はもってくれ。

夕方から国立情報学研究所の市民講座「検索技術とネット社会 〜サーチエンジンはどこでもドアか?〜」(http://www.nii.ac.jp/shimin/index-j.shtml)を聞きに行く。検索は、人間の主観的判断が重要になる技術。今後の情報検索は、「答えがあるかどうかわからない」「うまくクエリを作ることができない」問いに応えるための「探索型検索」が課題。講義後の、国産検索エンジンの意義についての質問に対して、日本語という言語に依存した技術の開発ができる、それから、政治的な問題が起こった際などに、自分たちでアルゴリズムを作り、理解している検索エンジンの方が、外国産の検索エンジンよりも安心、というようなことをおっしゃっていたのが印象的だった。(この段、個人的メモです。正確さは保証しません。)