F1ベルギーGP決勝

2年ぶりのベルギーGP。ライコネンフェラーリにとっては完璧な週末。シルバーストンに続いて今年のベストレースだったかも。といっても、どれだけ余裕を持ってトップを走っていても、ライコネンに限っては何が起こるかわからないわけで、今日も相変わらずお祈りモードではあったのだけれど。「よしよし、残り3レース、優秀なサポートを頼むぞ」とか思っていたマッサが、残り2周なんだか追い上げてたし。

スパって、久しぶりに見ると、ほんと楽しそうなコースだなあ。あの高低差だけでわくわく。森に囲まれて、観戦スペースもゆったりしてて。いい音がするし。何より、キミと相性のいいコースなのだ。3回も勝っているのはここだけ(意外なことに、ここ以外のコースで複数回勝ったことはない)。

この感じで、マクラーレンの2人を1レース4、5ポイントずつ離してくれれば、実は優勝できちゃりするわけだ。そのためには、やっぱりマッサに2位につけてもらう必要がある。そろそろチームオーダーどうでしょう?

一方のマクラーレンは、才能もポイントもほぼ同じじゃ、チームオーダーは本当に出しようがないかも。でも、地の精神力においても遜色のなさそうな2人なのに、それでもここ数レース、じりじりとアロンソがポイントを詰めてきているという事実。執念ってやつ?

今年のマクラーレンの信頼性は、フェラーリよりは勝っているとはいえ、ちょくちょくポカもやる。モンツァでのマッサに次いで、誰かがジョーカーを引くのかどうか。直近4レースでは、4強の中で実は一番ポイントを稼いでいるキミ。キミを陥れるのが大好きなレースの神様の目をごまかしつつ、こっそり期待することにしよう。