久しぶりに野球観戦@千葉マリンスタジアム

frenchballoon2007-09-19


夕方から安岡組有志で野球観戦@千葉マリンスタジアム千葉ロッテソフトバンク戦。スタジアムでの野球観戦は十数年ぶり。野球とはほとんど縁のない生活ながら、たまに海浜幕張JETROのライブラリーなんかに行った後、「あー、このまま野球見に行くってのもいいな」と思ったりしたことはあった。あのあたり、夕方の風が気持ちよいのだ。

ということで「野球観戦行くなら混ぜて!」とお願いして参加させてもらうことに。席は外野のマリーンズ側自由席。まめしばさんが開場前から並んで席を取ってくださるというのでお手伝いしたかったんだけど、仕事の下ごしらえが忙しく、結局到着は18:00ちょうど。前日に使用した鞄を取り替えたせいで、チケットを忘れてくるというハプニングもありつつ(あー1800円)、球場で当日券を購入。ライトゲートから入場。

みーんなマリーンズのユニフォームを着ていて、一瞬たじろぐ。そうかー、ここはそういう席だったのか、と遅ればせながら気づく。プレイボールまであと10分。とりあえずはビールを買いに行かなきゃ!と売店で並んでいると、わーっという歓声と共に、観客総立ち。多分選手入場。「あー、PCなんか抱えてきたあたしはなんておばかさん」である。いや、昔西武球場に野球見に行ったときは、外野の上のほうでのんびりビール飲んだりしゃべったりしてたもんで。

ビールがうまい。しかし、座っている時間は短い。とりあえず、マリーンズの攻撃中に座ることは許されない。「手を叩く」及び「腕を振る」を基本動作として、上半身の運動が絶え間なく繰り返される。四拍子ではなく、2拍に3つとか(う、呼び方を思い出せない)、4つ手を叩いた後にもう1つとか、ちょっと揺らぎのあるリズムになっているところが、よくできてんな、って感じ。何球もねばる打者だと、ちょっとトランス入る。いつでもどこでもダンスは拒否、顰蹙な私も、この程度のテンポならなんとか。

しかし、上半身だけなんていう甘い応援は許されないのが、福浦の打席。

俺らは叫ぶ 打て福浦(打て福浦)
声援受けて 打て福浦(打て福浦ーあー)
勝利をつかめ

と歌いながら、その場でぴょんぴょん飛ばなきゃならんのである(「千葉ロッテ応援歌集」http://www5d.biglobe.ne.jp/~urakin/npb_lo_cheer.htm)。覚えたぜ!福浦。顔知らんけど。

応援のインパクトが強すぎて、途中まではよく試合経過がわからず。西武球場に比べると小さく感じるし、プレーしている選手の距離も近い。しかし、双眼鏡で覗くと、打者の顔がはっきりわかるほどではない。現役若手で顔がわかるのは、ダルビッシュとまーくんと和田と藤川球児のみなので、今日は誰かお気に入りを見つけたかったんだけどなー。

先発登板の成瀬君は、好投手と聞いた割には初盤調子が悪く、ソフトバンクに連打を浴びる。その割には点はあまり取られなかった模様(目の前で見ているのに、よくわかってない)。誰も彼も知らないので、情報収集している間にゲームが進んでしまうのだった。ビールのおかわりもしなきゃならないし。安岡君とレースの話もしなきゃならないし。「どうだ、ライコネン、スパで勝ったじゃないか。偉いだろう」と自慢すると、「レースであのペースで走れるのに、どうして予選で一発の速さを出せないんですか。ソフトタイヤほんとに苦手なんだから」とお叱りの言葉が。しゅん。

4回の攻撃、長かったと思ったら、4点も取っていた。成瀬君が知らない間に勝手に立ち直り、中盤以降は別人みたいに打者をするする打ち取る。リリーフ登板は滅多にないという渡辺、新人でなんだか応援が盛り上がった荻野と繋いで、終わってみればいい感じで勝っていた。わーい。成瀬って、実はすごいんだなあ。2位まで2ゲーム差なら、2位も狙えるんじゃないかなー。なんて感じで、楽しい夜でした。応援の場所にもよるのでしょうが、観客が若くてこざっぱりしていて、野球の泥臭いイメージがなくて驚いた。マナーが良くてね。土地柄なのか、どこのチームもそうなのか(巨人阪神は違いそうな気が...)。

久しぶりに、スポーツニュースを気合を入れて見た。けど、古田退団で「その他のゲーム」扱いだった。これからはちょこっと、「頑張れマリーンズ」モードで行くことにしよう。