福田さん、何を聞かれてものらりくらりな印象。断言して言質を取られるのが、極端に嫌なんだな、という印象。麻生さん、政策はよくわからないけど、「キャラ立ち」なんて言葉を、明らかに受け狙いで口にするセンスが恥ずかしすぎる。「政治家」種の妖怪はもはや絶滅?

一昨日の「仕事の流儀」で見た長沼毅さんの本『深層水「湧昇」、海を耕す! (集英社新書)』が無事図書館に届く。微かに奇矯な感じがすごくかっこいいと思って、先週の予告から楽しみにしていたのだ。辺境に「仕事で」出かけるってのがそれだけで羨ましい。とはいっても、文章はそんな、面白おかしくはないだろうな。「行き詰ったとき、方向を見失ったとき、帰っていく原点を持っている人がプロ」だと言っていた。(http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070918/index.html)。

「仕事の流儀」に先週出演していた、海上保安庁のヘリコプター・パイロットの人も、別の意味でかっこいい人だった。「誇りの持てる人生」は、誰でもなく自分の手で築くものだと、言葉と目が語る。立派だ。ため息。(http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070911/index.html