F1観戦後、図書館に行って、隣駅のキンコーズで大量コピーを取って、本屋でライコネン特集の『F-Graphics vol.7』(http://www.sankaido.jp/f/index.html)を首尾よく入手して、後は郵便局のゆうゆう窓口で小包を送って、おうちでF1関係のニュースをじっくり読み直そう、と思っていたのだが。

夜間・休日対応のゆうゆう窓口が、郵政民営化準備でお休み。「ATMはお休み」ってのはCMで結構流れてたけど、「ゆうゆう窓口お休み」とは聞いてなかったなあ。再開は日付が変わって10月1日の、深夜0:30からだと言う。家にとって返してまた電車に乗って戻ってくるのはとっても面倒なので、夕食を取りがてら、その辺で時間をつぶすことにする。まずイタリアンで2時間、デニーズに移動して2時間。こんなことになるとは思っていなかったので、ノートPCもシグマリオンも手元にない。図書館で借りてきた『ホームタウン』と『世界でいちばん淋しい遊園地』がお供。小路幸也は初めてだけど結構気に入った。「ライター、エディター、プランナー」の前歴(http://www.solas-solaz.org/sakka-run/profile.html)は、1行目からの読みやすさに貢献してる感じ。重い過去を背負って、同じ街で分かれて暮らす兄妹。やっと幸せを掴みかけたと思われた妹が、婚約者とともに失踪する。原因は? 企業で特殊「監査」を業務とする兄は、過去の眠る街へ出向く。若干強引な理由付けは、ミステリとしてはまあ許容範囲。気障すぎず、ぎりぎり甘すぎないハードボイルド。「ホームタウン」という響きにひかれて手に取る読者を裏切らない。『世界でいちばん淋しい遊園地』は、数年前に読んだ『やんぐとれいん』以来。つい手に取ってしまいたくなるタイトル。今作は(まだ途中だけど)、ともすれば甘くなりがち(と思われる)この人の資質が、ちょっと裏目に出てるかな? 

0:30すぎに郵便局に戻り、無事小包を送付。帰りはのんびり歩いて帰った。F1関係は、サーキット問題もレース結果も、情報がごちゃごちゃしている。大企業トヨタの対応が楽しみ。