久しぶりに友人と食事。この間入った「眠庵」(http://www.nemurian.net/)に連れて行く。例によってPCを持ち込み、最近の登山の写真を見せる。友人は、研究で出かけていたイスラエルの話。写真で見るイスラエルは、色彩の豊かな土地だ。自然も人工物も。教会も、ヨーロッパのいかめしいキリスト教会の雰囲気とはかけ離れている。宗教は違っても、同じ美感を分かち合って生きてきたはずなのに、殺しあう。悲惨を知っている者が、「敵」を悲惨へと追い落とす。「聖書」は昔話ではない。

イスラエルの小さな魔よけを、おみやげに貰った。宗教と暴力の関係が、漠然と気になっている。『パレスチナ』と『大本襲撃―出口すみとその時代』を借りてきた。そういえば、十字軍の話は全然読んだことがない。