香港・マカオ旅行一日目(その2)到着まで。新しいカメラとか。

なんか、ものすごく眠いはずなんだけど、食事のまずさ(ワインもまずかったなあ)で目が覚めてしまい、早々と一日目から暇を持て余しちゃった。いくら海外とはいえ、本を一冊も入れてこないってどういうことよ? と自分に突っ込み。いや、忘れてたってことは勿論なくて、でも、気分にぴったり来るのがなかったんだよね。頭が全然働かなくて、どっちでもいいような気がしちゃってさ。本だけじゃなく、服までどうでもよくなって、着たきり雀で通すことにしたら、荷物が軽いったらない。PC入ってるのに。それより、2階席って、狭いものなのね。1階の大部屋に詰め込まれるよりは、2階でこじんまり、っていう目論見は外れちゃったな。隣のカップルの男性の方は、横顔はそこそこハンサムなのに、正面から見るとそうでもない。まるでニコ・ロズベルグみたいだわ。

と寝たり起きたりを繰り返していたら、ようやく香港国際空港に到着。ごくスムーズなタッチダウン。離陸が遅れた分到着も遅れて、22:40分の到着だった(日本との時差が1時間ある。日本はもう真夜中)2004年以来の海外、そして2度目の香港である。
「こんなに混むんだったっけ?」というくらい入国に手間取り、ATMでお金を引き出していたら、あっという間に1時間が過ぎ、前回はバスに乗ったけれど、今回は時間も遅いので、MTRのAirport Express(機場快線)で移動することにする。今回の日程では、今日は香港島に宿泊、明日はマカオ、明後日にもう一度香港島に戻ってくることになっている。本当は前半と後半で香港とマカオを分けたかったのだが、今日これからマカオへ移動というのはつらいものがある。もっと早い時刻であれば、香港国際空港から直接マカオへの船便があるが、こちらは22:00が最終。香港島からマカオまでは夜中でも船が出ているが、一日の終わりに日本→香港国際空港香港島マカオじゃ、体力がもたない上に遠回りになってしまう。マカオを後半に回し、日曜にマカオ泊となると、今度は土曜の香港の宿が馬鹿高くて取れない。香港の安ホテルの週末料金が、マカオの週末料金より高いなんて。ってことで、やむなく日程を分断したのだった。泊まるのは香港島だけど、前回行けなかった女人街とか香港大学とか行ってみたいかも。と思って、MTRの3日間パス(空港往復含む)を300$で購入。で、旅程が3日に納まるように、日付が変わってからMTRに乗り込んだ。

香港島の宿は、2泊とも「Bishop Lei International House」(http://www.bishopleihtl.com.hk/)。600HK$台の宿の中では、多分かなり評判の良い方。全館無線LAN接続可能で、追加料金なしってのが、このクラスとしては上出来。楽天その他のクチコミをチェックして決定。日曜の分は楽天経由で取れなくて、「Booking.com」(http://www.booking.com/index.ja.html)というサイト経由で、初めて取った。同じ日付なのに、615$で出してたのはここだけだったから。金曜分は600$なので、15$高い。税別。前回は、同じ3泊4日で、宿はずっと「Kowloon Hotel」だった。確か、3日間毎日500HK$だった。このシーズンは、とてもじゃないけど泊まれる値段設定にはなっていない。夏の香港、暑かったよなあ。暑いなんてもんじゃなかったよな。秋になるとさすがに涼しい、じゃくて、今は冬なんでした。気温20度。日中なら半袖でも大丈夫。でも夜はさすがに、薄い上着が必要な感じ。ストール一枚でどうとでもなる、有難いお天気だ。

座席についたところで、数日前に買ったばかりの「RICOH Caplio (キャプリオ) GX100 VF KIT」をがさごそと取り出す。まだ1枚試し撮りをしただけで、液晶のカバーもついたままだ。もう、かなり衝動買いだった。昨年入手した「パナソニック デジタルカメラ LUMIX DMC-FZ7-S シルバー」は、12倍ズームに惹かれて購入し、機能的にはまあ確かに悪くはない。しかし、画質に関しては、家電メーカーらしい、よくも悪くもニュアンスのない明快さ。そこがどうにも不満だった。画質に癖があるらしいけど、「可もあり不可もあり」でもCaplio系、ちょっと持ってみたいなあ。今はむしろ、望遠より広角な感じだし。あ、でも、次はCanonって決めてたんだっけ。「IXY」は確かに王道。でも、同じ値段なら「PowerShot」にも食指が。でも「RICOH デジタルカメラ Caplio (キャプリオ) R7 ブラック 800万画素 光学7.1倍ズーム CAPLIOR7BK」の方が、倍率ちょっと高い。それを言うなら「パナソニック デジタルカメラ LUMIX (ルミックス) DMC-TZ3 ブラック」が広角から望遠まで、一番カバー率が高い。でもまた「Lumix」? それは避けたい。

欲しいと思ってる間に買いそびれた「Caplio GX8」、今は5万もする。後継の「Caplio GX100」がアマゾンで5万はかなり安いような? あ、「R7」とは、なんか写りが全然違うじゃないか。コンデジで、広角24ミリ。単焦点の「RICOH デジタルカメラ GR DIGITALII 1000万画素 GRDIGITALII」は取り扱いが難しそうだけど、望遠72ミリ持ってればなんとか使えるかも。ビックカメラにポイントが残ってたんだった。ポイントのつかないアマゾンと還元率をあれこれ比較してみて、購入決定。6万2千円くらいを、ポイント投入で5万円ちょうど。やっぱり、大好きな香港を、少しでも気に入るように撮りたい。

あーあ。カジノ資金が既に危うくなっちゃったよ。

で、無理して手に入れた「GX100」の写りがどうかというと...。プログラム・モードでお任せで撮っても、よく写るんだよなあ。しかも夜なのに。夜の色が、放っておいても私好みに。マクロ・モードを入れて撮ったときの、この焦点の結び方。液晶もきれい。

あー、買ってよかった。連れてこられてよかった。しかも、電源ツーウェイで乾電池対応。と、電車の中で一人浮かれている私であった。