髪を切りに行った。今年はこれが最後。いつもの担当さんがお休みだったので(いつもながら驚異的なお休み遭遇率)、これを機に、アシスタントからスタイリストに昇格したばかり(といってももう1年くらい経ってしまった)の須永さんに切ってもらうことに。修行期間が4年とか5年とかのお店なので、アシスタント時代から知っているスタッフには愛着がある。この人は、担当さんの直属?でアシスタントを務めていたので、アシスタントの中では一番よくおしゃべりをした。ちょっとしたことに、不思議なタイミングで考え込む姿がユニーク。人の話を適当に流さず、ちゃんと考えてから返事をする感じがあって、逆に大山さんは、適当に流しつつ、たまにきついコメントを入れるところがすっとする。どちらも正直で安心できる。初対面ならともかく、誰でも言いそうなことを適当にしゃべる人は好きじゃない。

いつかは須永さんに切ってもらおうと思っている間に、結構時間が経ってしまった。やっぱり「間違いない感じで」切ってもらいたいときは、どうしても大山さんにお願いしてしまうので。今年はもう年末で、初対面のご挨拶をしなきゃいけない相手もいなさそうだから、今日はどう切ってもらっても構わぬ。と伝えても、やっぱり緊張している様子。それでも、テンポ良く鋏を動かしていく。速い手さばきをする人らしい。中盤までは快調に進んだが、そこから迷いが生じたらしく、切っても切っても終わらない。さては考え始めて袋小路に入ったな(笑)。「注文があったら言ってくださいよー」と困り顔で促される。しかし、特に注文はない。基本的に、食事を頼むとか、髪型とか、あまり自分の頭で考えたくないんだよねー。信頼できる人にお任せしたいの。

かなり時間をかけてカッティング終了。いいんじゃないでしょうか。「問題は、2週間後、3週間後まで、いい感じでスタイルが持つかどうかなんだよね」とちょっと脅しを。意地悪だったかな。

ちゃんと日々を積み重ねて、成長した姿が、目の前にある。ちょっと頑張ろうっと。(2008/01/03更新)