薔薇のない花屋」の本仮屋ユイカ「CHANGE」加藤ローサ、「SP」の真木よう子、そして「あしたの、喜多善男」の吉高由里子、いずれも、それまであまり知らなくて、そのあと追っかけるようになった女優さんたち。「あしたの、喜多善男」で、吉高由里子が朗読するシーン(脇に島田雅彦が立っていて)、絶品だったなあ。あのシーンのためだけに、ドラマを見返したくなる。小曽根真のサントラがまた良くて(「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜 オリジナル・サウンドトラック」)。彼女を見たいがために、織田裕二にもつきあっている(あのドラマの「高校生」たち、本当はいったい何歳なんだろう)。

本仮屋ユイカ嬢と再会した「ゴンゾウ」、「相棒」と同じスタッフだとか。フジテレビ系の刑事ドラマが「裏切りに次ぐ裏切りに次ぐ裏切りと陰謀」ばかりなのに比べると、少し大人寄り(コミック臭が薄い)。内野聖陽という人、去年の大河ドラマまで知らなかったが、今後は、見飽きるほど露出する人かも。今「堤真一」「阿部寛」がやってる役って、3分の1は「誰かかっこいい、大根じゃない俳優さん」であれば、別に彼らじゃなくても構わないでしょう。彼らの名前を見ると、「キャスティングさぼってんじゃないか」と思っちゃう。ついでに言えば、「柳葉敏郎」の名前もちょっと(「復讐するは我にあり」は良かった)。途中で死んでしまう結構重要な脇役としての「仲村トオル」は可。佐々木蔵之介は、本人の素敵度に比べて、ドラマでの役がいつもしょぼすぎる。

ゴンゾウ」では、筒井道隆君がちょっと可愛い。「もっと冷徹な感じでいかなきゃダメでしょ!」と見るたびに突っ込んでいる。

俳優さん、女優さんの名前をずらずら並べたついでに、書いておくことにしよう。

松山ケンイチ」+「太宰治」のコラボを考えた奴は誰だっ。