とにかく、コバッチュとアビーの子供が死なずにすんでよかった。『ER』はとりあえず、時間が合えば見ている。細切れに見ても結構面白い。このドラマのイメージがあるから、日本の医療ドラマがまだるっこしく、演出過剰に思えるのかも。『コード・ブルー』は結構良かった、と思ったら、脚本の林宏司は『離婚弁護士』の人だったのね(ついでに『ハゲタカ』の人でもあったのね)。天海祐希に、佐々木蔵之介のことを「ハンサムなラクダみたいな顔して」と言わせたというだけでも『離婚弁護士』を見た甲斐はあった(いや、それ以外もいろいろ面白かったけど。親知らずを投げたら建物が崩壊するシーンとか)。

今日は久しぶりに舌禍の日だった。いろいろ状況が重なって、ある人のあることに対して大真面目でケチをつけたら、「ある人」は私が想定していた人ではなく別人で、しかもその、あまり話したことのない、目上で、どちらかといえば好感を抱いていたその「別人」の目の前で、当の本人をけなすことになってしまったのだった。業務に関わることだったから、「悪口」では全くなかったのだけれど、よほど寛大でなければ嫌な思いをしただろう。その場で「いやー、ははは」と笑って場を和ませる機転もなく、「すみません!」とお詫びをすることもできず(謝るという性質のものではなかった)、すごすごと帰ってきてしまったが、少なくとも、人前で、口に出して、個人のことを結果としてはけなしたのだ。やっぱりその行為に対しては謝るべきだった。こういうときだ。自分の驕りと迂闊さに気づくのは。私が同じことをされたら、相手の主張が正しかろうが間違っていようが、以後悪感情が完全に消えることはないだろう。反省しよう。自分のために。

2009年のカレンダー、錦織圭君はスポーツ部門で「人間」としては堂々トップの売れ行き(『錦織圭 2009年カレンダー』)。がしかし、「ドアラ」とかいうぬいぐるみに大きく水をあけられている(『ドアラ 2009年カレンダー』)。私の友人も、こと中日のことになると、わけわかんないからなあ。「テニスの王子様」は、なよなよした形容詞がつくよりはいいか。今年のAIGオープンの入場者数は、フェデラー出場年には及ばず、シャラポワ出場年は上回ったとのこと(「錦織敗退で、観客数は歴代2位」)。2001年からスポンサーを務めてきたAIGは、今大会でいったん契約終了するという。アジア最大規模だという賞金総額100万ドル近くを、来年はどこの企業が負担するんでしょうね。