やったー。ライオンズ日本シリーズ優勝おめでとー! ここ数年ライオンズの存在感があまりなかったので、渡辺久信を久しぶりに画面で見たときは、「まだ現役だったのか」と勘違いしてしまったくらい。選手は涌井しか知らないし。日本シリーズが始まって以降、たまたま結果をチェックした日に限って巨人が勝っていたので、知らない間に巨人が優勝するんだろうなあ、と思っていたのに、第7戦まで来たとは。あまつさえ優勝とは。図書館から持ち帰った『ラブコメ今昔』に没頭しつつの観戦だったので(8回表に読了)終盤しか見ませんでしたが、いやー、いい試合だった。原監督嫌い(理屈ぬきに)だから、すっとした。

先週、忙しかった上に変な時間に寝起きしたせいで、オバマ大統領誕生を見逃し、トヨタが業績を下げ、ボツネタは閉鎖だという。筑紫哲也死す。数年前に、上野の東京文化会館で『トゥーランドット』を観たとき、前の席に座ってました。舞台を見る都合上、ずっとこの人の後頭部と肩を見続けることになり、「テレビで見るより随分ガタイのいい人だなあ」という印象を持った。まあ、それだけだけど。

久米宏がテレビに帰ってきて嬉しい(理屈ぬきに)。滑舌も口調も、驚くほど変わらない。頭だけが老けたけれども、それもまた良い感じだ。

渡辺久信って、私と同じ歳だったのか。そういや、フェラーリのチーム代表になったステファノ・ドメニカリも同じ歳だし、43歳ってのは同年代の男どもが「監督」なんてポジションにそろそろ就きはじめる年齢なわけだ。差がついてんな。ま、人のことはいいんだが、いざとなると責任転嫁の「女の子風」の逃げが顔を出す自らの詰めの甘さだ。いや「勇敢な女の子」なら好きだけど、中年の他人や中年の自分が「その面影を残す」のではなく、あからさまに「女の子」なのは、絵にも話にもならん。

でも、割と元気。恋愛放棄してても、もう一度会いたい、時間を共有したい、と思う存在があるだけで、毎日こんなに楽しいものなんだなあ。