句会と会合がバッティングしちゃったので、直前の作句作業はなし。しかし、今回は季題提出係を仰せつかっているので、最寄の図書館で歳時記をめくっていくつかピックアップした後、連絡係のお姉さんと電話で話して、過去のお題と重複がないかどうかチェック。「山眠る」、美しいけど、既に出ているそうだ。

3題のうち、時節に関係したことばを一つ、動植物を一つ、というのを大まかな基準にして、「古暦」(ふるごよみ:年の暮れが近づき、残り少なくなった暦。また、旧年の暦)、「都鳥」(みやこどり)は当確として、残りの1題、「雪催」(ゆきもよい)「虎落笛」(もがりぶえ:冬の激しい風が竹垣や柵(さく)などに吹きつけて発する笛のような音)「冬紅葉」「竈猫」、変わったところで「社会鍋」と並べてみて気づいたのが、全て5文字ということ。これは多分良くない。ということで、急遽「冬野」を投入。これで決定。一つくらい、「蜜柑」とか、シンプルなものを入れればよかったかなあ。早慶戦を見に行くメンバーが少なからずいらっしゃると聞いているので、「ラグビー」はどうだろう、とも思ったのだが、先のお姉さんが「え、ラグビーって季語なの?」とおっしゃったので取り下げた。

先日の句会の件で、ご親切にはがきを下さった方に、まだお返事を差し上げていない。というのは、はがきが見当たらないので。一回書類の山から救出したのに、またいなくなってしまった。考えてみたら、私の不義理のかなりの割合は、何かが見つからないことから生じている。日垣隆先生(今後、ハウツーの人になっちゃうのかな)の「探し物は一ヵ月で合計1時間以内に」という言葉が身にしみます。連休はお片づけだ。

図書館で使用した『新版・俳句歳時記』が、アマゾンでは倍額の古本しかなかったので、楽天ブックスに注文。