またしても雑用に追われる日曜日。といっても記事書きじゃなくて(記事書きのほうは、猛禽ちゃんが持っていってくれたので)、HP用の雛形作り。他人に振った方が早さの面では早いんだが、「こうしたい」というイメージが一番強いのが自分なので、最初の一手は他にはやらせたくない(他の人のほうが案外うまくやるかも、とか考えていると何もやれることがなくなるので、ここはつらくてもひとつ)。

韓国サイトで「真央ちゃん、おめでとう!」の記事が読みたいと思って探しているのだが、グランプリファイナル決勝後の写真はあるものの、キム・ヨナが1位だったSP以降からは、詳しい記事が見つからない。日本語版が出てないだけ? まあ、スタジアムではブーイングもなく、真央ちゃんにも温かい応援があったとのことなので、現場の人たちがちゃんと見ていてくれたならそれでいいか。

「対決モード」を煽って特定の選手に肩入れするのは、国外に限ったことじゃないしね。日本でも、荒川静香がオリンピックで優勝する前の数年、マスコミはかなり「表現力に定評のある」村主章枝寄りだったように思うし。「美」の「スポーツ」というのは、本当に厄介。

だからこそ、今回、浅田真央が「勝った」ことは重要だと思う。トリプルアクセルを2回跳んだ割に点数は伸びなかったみたいだけど、それでも「1位は真央」は誰の目にも明らかだった。誰の目にも明らかじゃなければ、禍根を残しただろう。たとえ僅差であっても、クリーンに勝つだけの実力。真央ちゃんの明るさと健康さと強靭な体力に裏打ちされた芸術性。「表現力」と「情緒」をかなり長い間ごっちゃにしていた元ピアノ弾きとしては、真央ちゃんに肩入れしたい。

電気ひざ掛けの暖かさが嬉しい、少し寒い、冬の午後。陽のあたるディスプレイを長時間眺めていると目がつらいので、このくらいの明度は有難い。7時のエキシビションまでに片付けたいなあ。うーん。苦しい。