マインドマップ初挑戦とか(その2)

午前中にちょっと手直しして、午後の会合に持っていく。今日はHP関係者以外も出てくる会合で、やっぱり、図の効果はてきめん。「こういうサイトを作りたい」という説明を文章で出したときは「なんだか面倒だなー」という顔をしていたおじさんたちも、楽しそうに図を眺めている。結局、文句らしい文句は出ず。それより、HP責任者の男の子から、なんのねぎらいの言葉もないのがちょっと気に障る。「自分が全て考えました」みたいな口ぶりだし(まあ、各部署への根回しは彼がいないとできないんだけど。しかしここに来て、方向性や目的は見事なほど共有されている)。おじさんたちも彼にばかり質問するので、大人気なく「それはですねー」と横から口を出す。自分が動かないと事態は動かず、自分が動いても(男どもは)誰も労ってくれない! しかも、交通費以外、全くの無報酬かも!

でも、やりたいんだよねー。つまるところ。ウェブサイトの構築を実地に試せる。作業負担は極端に重いが、その分自分の主張を通せる。他がやったことのない試みにチャレンジできる。各所と連携を取るチャンスが出てくる。文章のブラッシュアップができる。文章を書くためには勉強せざるを得ないから一石二鳥だ。多分数字で結果が返ってくる(これまでアクセスログも取っていなかったっていうんだから驚きだ)。これらのためなら、評価を他にさらわれることくらいなんだっていうんだ。いつか仕事を一緒にしてみたい、と思っていた知人と一緒に働けることになったのも嬉しい。

私は「つながる仕掛け」を作るのがつくづく好きらしい。かなり独りが向いていると自他共に認めているけれども、多分、「寂しい」がポジティブな形をとって、こんなところに顔を出すのだろう。「つながる」ことで「新しい何か」が運ばれてくる。あるいは仕掛けて運んでゆく。しかし、この歳になって、自分が楽しいと思うことの正体がやっと見えてきたというのに、この歳なんである。

会合の後は忘年会。一応、やることはやっているという思いがあるので、結構楽しい。「気の持ちようだよ」と言えるようになるには、単に気の持ちようだけではいかんともしがたい、というのがわかった一年でもある。「髪と化粧と服を変えれば、ちょっとはましになるのに」などと散々暴言を吐かれる。それって全部じゃん。「そんな作家みたいなもっさりした格好をして」ってのは、褒め言葉だよ、私にとっては(他人だったら軽蔑してるな)。

12時過ぎに帰宅し、安いワインによる頭痛をこらえつつ、3時半まで仕事。翌朝も早いので、またしても椅子の上で仮眠。