(年をとるにつれて、生きることと宙ぶらりんとは同義であることを知るようになるのですよ)by 高田里惠子

あたしの今年の1月から2月にかけての日記が見当たらないんだけど...誰か知ってる?

よくわかんないけど、どうやら本当に何も書いてなかったみたい。2007年の12月の日記に、「どうしてるのー?」という2月の日付のコメントが入ってたりして...。忙しさという点では、今のほうが全然忙しいはずなんだけどな。札所めぐりで、きっちり前回歩き終えた場所までわざわざ戻ってから次の行程を始めるような性格なので(これを人に言うと、多少気持ち悪そうな顔をされる)、まあ、「昨日のを書いてないのに、今日のを書けない」が重なったんだろう。「これはもう、過去の日記は永久に書けないな」とあきらめるまで、二月かかったわけである。なまじ2007年の夏まで、いろいろきっちり更新していただけに。

私にとって、その日何があったか」を思い出すツールは、基本的に小型の紙のダイアリーで(例のモレスキンのやつ)、ここには、「レシートの写し」「公共交通機関利用記録」「送信メール」「送信FAX」「有料データベース使用記録」が残されている。これに「自分が見たテレビ番組」を簡便に残せるツールがあれば、ほとんど完璧なんだけどな。「これから見る」んじゃなくて「実際に見た」チェックマーク付オンライン番組表、ひょっとしたらもうある? デジタルに移行したら、チェック機能はいやでも進化するんだろうな(私は今のテレビが壊れるまでは、ケーブルTV契約で生き延びるつもりですが)。

いや、去年年賀状を出した人のリストが去年のダイアリーに載っているはずで、例によってそのダイアリーは見つからないので(なんで、今年の年賀状リストを、今年のダイアリーに書かないんだ!)、「年賀状を何枚買ったのか」を確認しようと思って、はてなの記録を探したわけなんだけど、12月分に「150枚購入」と書いてあって、でも、確か足りなくて、買い増した記憶が...。買い増した記録は、上記のような理由で残されていない。あ、なんだ、これは今年のダイアリーを見ればいいのか。1日と2日で2500円。つまり、今日買わなきゃならない年賀状の枚数は、とりあえず200枚だ。

敬愛する方の(会社からの)クリスマスカードに、今年は珍しく、「この一年の会社の状況」みたいな紙片が同封されていた。ふむふむ。私の懸案の今年の年賀状の文面は、こういう感じで行こう。やり過ぎてIR文書みたいにならないように気をつけつつ。やっぱり、一種類じゃ無理そうだなあ。伊東屋で、年賀状印刷の注文コーナーに寄って、ちょっと情報を拾ってこなくっちゃ。

このところ、公開日記の慎み深さはある程度捨てて、自分の日常をある程度調整なしで書いている(実名とつながりそうな情報だけはある程度排除しつつ)。自分の日記を読み返すのは、結局のところ楽しい(たまに、書いた内容に全く覚えがなかったりする。たかだか4年前なのに)。結局戻るのはそこか、という感じではある。