探し物がてらお掃除をしつつ、昨年の年賀状その他名簿関係は奇跡的に揃ったものの、デザイン関係の資料があと1点見つからなくてうだうだした結果、いまだにまだ1枚も仕上がっていない。買ってきた年賀状デザイン集で気に入ったものがなく、結局今まだ「PIXTA」というサイトで写真を漁っている(見始めると面白くて。http://pixta.jp/)。500円で、このくらいの写真がダウンロードできるのはありがたいな。でも「これ!」と1点決めできるほどではない。できれば1色、多くても2色以上使いたくないんだけど...無理かも。普通に牛かも。

デザインが決まらないと文章を書けないので、あきらめてさっき名簿入力を始めたところ。200通のうち、まだ半分くらい。一昨年、デスクトップPCのハードディスクがいかれて、名簿がパーになったまま、去年は宛名は手書きで済ませた(プリンタの調子も悪かったので)。今年もどちらにせよ大幅に遅れ気味だし(明日の夕方までに出せるか)、だったら、入力支援もあることだし、来年のために入れておくかな、と。ああ眠い。

ストレスのせいなのか、移動すると、左の耳がぽこぽこ言う。食べ物がつきて、手土産返しにいただいた、なにやら高そうな魚の粕漬けしか食べるものがない。お漬物全般だめだったのが、このところ、キムチくらいまでは食べられるようになり、でも、「粕」とか「糠」とかはまだ、怖くて食べられないのよね。もう少し空腹になるのを待ってみよう。

紅白を最初から最後まで見てしまった。auのコマーシャルの子たちの名前がやっとわかった。武田真一さんのさわやかな笑顔を見られてよかった。お掃除をしていたら、8千円入った封筒が出てきた(捨てるとこだった)。クリスマスもそうだったけど、時間に追われすぎていて、メランコリーの入り込む余地がない。

でも、久しぶりに、そう10年以上ぶりくらいに、良い年だった。相変わらず仕事は回ってないけど、自分の方向性が見えたから。自分が「そういう者だ」と思えるのであれば、「そういう者」と世間が認めて、それで生計が立てられるかどうかは問題ではない。少なくとも私にとっては。「それで食えないのなら、自分がそうだと思っていることに何の意味があるのか」と世間はみなすかもしれないけれど。私にとってしんどかったのは、「生活はできているけれど、自分の職業の名前がわからなかったこと」だ。「そう名乗っても構わないもの」は、なんだか名乗れなかったしね。「主婦と名乗りたくない主婦」の気持ちが、若干わかったような気がするぞ。

というようなことを年賀状に書こうとしている。多分、他人にはほとんど意味がない。「何を言っているのかよくわからない」と思われる可能性も高い。衝動買いで昨日買ってきた『デザインのへそ デザインの基礎体力を上げる50の仕事術』という本が役に立ってくれるかも。「注意!電車で読めない本」というコーナーを、錦糸町の「ブックストア談」で見たけど、それにならって言うなら「ビジネス書コーナーに置いていないビジネス書」ってことになるのかな。

今年もお世話になりました。取り急ぎ、お礼を申し上げておきます。