こんなときだからこそ、気分転換に出かけたかったが、ジュンク堂藤原安紀子×小池昌代トークセッションは満員御礼(http://www.junkudo.co.jp/shop2.html)。ちょっと少女趣味なカバーと書き出しから、毎度とんでもない場所にランディングさせる小池昌代さん、好みの感じの美人だし、このあたりのご出身のようなので、機会があればお顔を見たいと思っているのに、なかなか予定が合わない。来週は予定が入ってるし。基本的に、月末は身動きとれないんだよなあ。昨年の東京ポエトリーフェスティバルも行き損ねて。ついでに、奥泉光の新刊イベントにも行けそうにない。

てことで、おうちでおとなしく『銭ゲバ』。松山ケンイチ、すげー。私の中の若手の順位が、がらっと入れ替わりました。この哀愁のある音楽もなかなか、金子隆博って誰?と思ったら、米米クラブの「フラッシュ金子」さんじゃん。『トライアングル』のサントラと合わせて、こっちのサントラも買うかも。昨年の冬ドラマも、『あしたの、喜多善男』『鹿男あをによし』と好みの作品が2つあって、サントラを2枚購入したのだった。

このところ、ちょっと色ボケじゃないかと我ながら心配してたけど、なんのことはない、こんな先輩と後輩がいたらなあ、という話だった。特に先輩。周囲に、仕事外でよくしてくださる方々はいらっしゃるのだけれど、仕事上とか組織の運営上のことで、頼れる兄貴分にあたる人がいない。一人で企画して、一人で立ち上げて、まあそれはそんなものか、誰もやらないんなら自分が試しにやってみればいいや、と思ってきたけれど、本来なら、こういうことをやろうとしている先輩がいて、サブだったら良かったのに。と、ちょっと年上の(私にとってはお兄さんの年齢の)リーダーシップのあるおじさんたちと知り合って、「メンター欲しい心」を刺激されたのだった。いや、あの人たちも、日常的に接していたら、いろいろ欠点もあるのかもしれないけれど。

疎まれたり変に気に入られたりで、歴代の男性上司や先輩との関係は全敗に近いものがあるけれど、一生お慕いできる人が二人ほど。彼らに出会えて、良かったじゃないか。気を確かに持たなくては。あー、またしても人間関係の話になってしまった。

「近頃の自民党議員は、遠い目をして客観的なことを言う」に、思わず笑う(『ビートたけしのTVタックル』)。対馬の土地を韓国系資本が買いあさっているというニュースを聞いて、ちょっと嫌な感じがしていたが、近頃のウォン安で観光客が来なくなった、と聞いて「領土意識も金には勝てないか。健全」とちょっと安心。この間『久米宏のテレビってヤツは!?』で、野中広務が次の総理はこの人に、と言っていた高村正彦をしばらくチェック。