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毎晩出歩いている間に、フィギュアスケート四大陸選手権のショート・プログラムは、男女シングルとも終わってしまった。

今夜の女子フリーは、キム・ヨナ完全優勝。いつもより特に出来がよかったとも思わないが、要するに、浅田真央の出来がちょっとでも悪ければ、キム・ヨナを突出させてしまうということ。真央ちゃん、不調の原因はなんだったのかなあ。精彩を欠くというのは、こういう滑りのこと。そして、真央ちゃん特有の気高さ・優雅さが、今回は感じられなかった。3位は、審査員の「彼女を表彰台に乗せないわけには...」という配慮が見えるような結果。キャロライン・ジャンが、あれ以上の出来でなくてよかったよ。それにしても、キム・ヨナに、2回連続で勝てないなあ。まあ、本人に不調の原因がわかっているのなら、構わないけれど。

カナダの女子を3人もまとめて見るのは初めて。みんな体型ががっちりだったのがおかしかった。

番組がぶつかっちゃったので『銭ゲバ』を見損ねた。松山ケンイチ、ブログ書かないのかなあ。書き言葉の人じゃなさそうな気もするが。

P.S. 真央ちゃん、ひざを痛めていたとか。で、散漫な印象を受けたフリーは、実は1位だったのね。あれだけ観客を引き込んだキム・ヨナは、フリーだけだと3位。つまり、絶不調でも、浅田真央は、ショートがもう少しなんとかなっていれば、勝つ可能性はあったわけだ（今さらながら）。技術的には、すでに王者なのね。それでも、キム・ヨナの人気とあの情感は、恐ろしい。彼女の後に滑るのは、たとえ点数的に余裕があったとしても、避けたいだろうな。ジョアニー・ロシェット、魅力的な選手だとは思うが、たまたま負けたところで、脅威は感じない。