昨日の句会はお休み。郵送で送らなきゃいけないものがあったので、お届けして帰ってくる。「なんだ。せっかく来たのに帰るのかー。句だけでも出していけ」と言われるが、句はできてないんです。いつも半日くらいで作るので、時間がなかったとも言えないが、頭をそっちに持っていけなかった。こういうの、ピアノのお稽古といっしょで、毎日やったほうがいいんだろうな。「今日はピアノを弾く気になれなかったから」なんて言い訳、通用しなかったもんな。本気でやるなら、きっと投稿するのが早道だとみた。

結局、午後から取材。来週のもう一つの取材と迷ったけど、過去に取材して、その原稿の出来をほめてくれた人なので、やっぱり来ないわけにはいかないかと。知っている人が少しずつ増えて、その分、プレッシャーも増える。何回やっても、まとめるのに膨大な時間がかかるし。「どうしてうちには取材に来てくれないの?」と初めて話す方に言われて、それもまあ、勝手に褒め言葉だと思っておく。

E-520をデビューさせてみたが、惨敗。プログラムモードでうまく写らないので、むかーし(20年くらい前)一眼レフを使っていたときの記憶で、絞り優先モードで撮っていくのだが、なんか、暗いんだよね。露出補正でプラスにすると、今度は、ぶれぶれのまま明るく写る。顔認識も認識してる風じゃないし。ISO200で、手ブレしてなくても、なんだかくっきりしない感じ。望遠の40-150mm(F4.0-5.6)は、暗すぎて使えず。14-42mm(F3.5-5.6)は、広角も望遠も中途半端。撮り直しがかさんで、静かな室内に響き渡る、一眼レフの消せないシャッター音。仕方がないので、バックアップで持ってきたGX100(F2.5-F4.4)で撮ってみると、はっきりくっきりなので、なおさらがっくり。お外で撮る分には、いまどきどんなコンデジでもそこそこ撮れるわけだから、「暗めの屋内でもはっきりくっきり写る機種は?」って、用途特定して買えばよかったかなー。実家で触ってみた父親のニコンは、重かったけど、夜の屋内で手ブレもせずくっきりだったんだよなー。あれっていったい??

取材後速攻で、F値3.0以下の標準ズームを買いに行きそうになったが、そのまま飲み会だったので行かずに済んだ。うーん。こんなことなら、E-520は本体だけ買って、レンズは最初から自分で選ぶんだったなー。あーあ。6万円強で一眼レフ一式購入のはずが、10万円コースだ。フィルターだけで2枚5千円かかっちゃったし。「レンズ沼」の標識も見えているが、断固、あと一本しか買わんぞ。

飲み会後は、久しぶりに頭痛が。このところ、滅法強くなってたんだけど。飲み会自体は、結構得るところがあった。時節柄(といってもこの業界だけ)、語る人はその正体を現すので、話を聞くのが面白い。理想を語る人は、結構好きだ。具体的な実行手段付きで、という条件を満たすなら。金儲けにしか興味のない人、金儲けと権力志向の人、生活の不安がなくて名誉欲だけの人、名誉欲と理想の人、堅実に淡々と仕事をする人、といろいろな人がいて、まあ、理想を臆面もなく語るのは、どちらかといえば男の特質なので、シンクロするのは難しいにしても、「それって、実際問題として、何の得があるの?」という話になりがちな女性と話すよりは、実を言えば楽しい。稼ぐだけはとりあえず稼いで、建前とキザを追求するのが人間らしい生き方だろ? とは、誰にも言わないけど(私の場合、生活から逃げているだけだから)。

P.S. なにー! 「ズイコーデジタル ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD」、最安で8万円? 泣きそーだ。