一つ一つはなんとかなるのだが、ちょっと集積したので、心が折れ気味(この書き方だと、ほぼ折れてるんだか、ちょっと瑕が入ったんだかよくわからないね)。「心が折れる」っていう言い回しは、比較的最近のような気がする。それまでは、「へこむ」のほうが主流だったのでは。

先日の占いがことのほか尾を引いて、急にぶくぶくと(ずぶずぶと?)沈んでしまった。先の展望のない片恋というのは、波の上を歩いているようなもので、実際の重力に気づいたとたん、もちこたえられなくて水没してしまう。「そろそろだめかなあ」とは思っていたのだ。

で、こういうときに、当の本人にハードランディングさせられるというわけではなく、一見まるで関係のなさそうなところから浸水が始まり、そのうち、あちこちに開いた穴をいちいち塞いでいる余裕がなくなってあきらめてしまう。どちらにせよ「水没」のイメージ。

「波の底にも都の候ふぞ」ってな感じで、ゆらゆらしながら書いている。一人って安心。他人の意向を気にするってのが、やっぱりちょっとしんどい。見放してくれ、は、見放さないでくれ、と同義なんだけれど、どちらも7割には届かない。

まあ、後ろは振り返らず。妄想だけを燃料に、達成したことが結構あった数か月。もう、一言も漏らすまい。知人の言葉を借りれば、「常に、お油断めさるなというところですね」。