夕方から同期の友人と新宿で飲み。ちゃんと会って話すのはかれこれ5年ぶりくらいなので、近況報告とかゴシップとか。お互い資格ではほとんど稼いでいない身ではあるけれど、あちらは旧司法試験で論文まで行ったという実力を生かして某所に勤務中、こちらは広報のために書いたり調べたりというところで、片足突っ込んでいる同士。この間、HPに関していろいろ指摘してくれたことへのお礼をまず。今後広報でどういうことをやれば効果的かということがこちらの主要関心事とすると、あちらは、何を掲載するにしても正確さと品位を保ってほしい、そのためにはしっかりしたバックアップ体制の確保に力を入れてほしい、と念を押される。他の士業と競合しない分野はある程度人材も困らないが、市民法務・社会貢献系は、現時点で層が厚いとは多分言えず、競合各所から突っ込まれる危険性も大きい。しかし、今後力を入れていく方向なのは間違いない。

広報の中に一人くらいばりばりの法律系が必要だったな、ということも含めて、人材の確保が頭の痛いところ。しかも、ほとんどボランティアで動いてもらわないとならない。名簿の作成、予算の確保は広報内の話として、広報の枠組が無事整ったとしても、研修制度については手を出せるところではない。

話している最中、5年のタイムラグは全く感じず。彼女の2歳だった息子さんが7歳になるまでの間、稼ぐという点ではほとんど進歩がなかったけれども、友人と呼べるような存在が何人かは残った。それだけでも、多分5年は無駄ではなかった。

執筆や監修を、ただのような値段でやってくれる人たちを探さなくちゃ。とりあえず、名前を出すことくらいしかできないが、良質なネットワークとして繋がれば、そこに属することが多分意味を持ってくれる。広報のメンバーは任期が来れば替わってしまうが、執筆・監修のネットワークが残れば、コンテンツは繋がる。考え方は多分間違えていない、が、自分にできるかどうか。とりあえず8月に飲み会を組まなくては。