SIDE B

さ、言葉の栓も抜けたし、予約も入れたし、出かける時間が決まって一仕事しなきゃいけないときは、なんとなくがががと書いておきたくなる(ダメすぎ)。

「なんだよなんか文句でもあるのかよ」とすごんでみたい秋の夕暮れ。すごい。一応、三十一文字に近くなってる。

松屋銀座友の会に入っているので、毎月お知らせやら、無料の催事招待券なんかが届くのだが、このデパートは、フロアのイメージに比べて、催し物はなんだか古めかしいことをやる。今月の「いけばな展」を始めとして「無料だ。ラッキー」と思うような招待券が入っていたためしがない。今やっている「イタリア展」での今日までのご来場プレゼントは、なんだか良さげなイタリア製(多分)オリーブオイル用ボトルだったのだが、こういうちょっと(100円ショップの品よりは)良さそうなものを入手するために、間に合う時間に出かけるというのが、全然無理。

大丸のカードは、何も買わなくても、店舗でカード機にカードを差せば、一日10ポイント(10円?)を限度に加算されるシステムになっていて、これで千円単位のポイントをためる人がいるという。見習えるところが十分ある勤勉さであると考える。

欲よりも面倒くささが先に立つ。こういうのは更年期なんじゃないか、とか戯れに書いてみると、既定事実化した上に、表向きは「体調がすぐれないんですって?」とか心配そうに言われる惧れがあるので、読まなかったことにしてくださいね。友人なら。まあそれは被害妄想に過ぎないけれども、ある種の決めつけ、例えば「誰々に似ている」という言葉は、その「誰々」によっては、こちらへの評価を図る指標になる。「自分の嫌いな人に似ている」というのは、そのまま、私も嫌いだということでしょう?

いや、違うな。むしろ「自分より劣っている人」のカテゴリーに入れられるときだな。悪意を感じるのは。「あの人のこういうところがだめ」と言ったその口で「似ていますよね」と続けるか?特に含むところはなさそうに。

あーSide Bになってない。でも壊しておかないと。
お願い。の後は「読まないで」が順当。それとも「読んでください」なのか?